小さな水鳥で、可愛らしい姿に来館者の人気も高く、見入っているお客様も多いようです。
こちらはメスの“ツブリちゃん”。脚に付いた赤い輪が目印です。
そして、こちらはオスの“カイくん”。
この写真では脚輪は見えませんが、青い脚輪が付いています。でも、最近顔つきも、カイくんは少し男らしく、ツブリちゃんは女の子っぽくなったようで、脚輪以外でも何となく見分けが付くようになった気がします。
2羽がちょっと大人になったことを裏付けるように、このところカイくんがツブリちゃんに猛アタック。
何とか気を惹こうと頑張っているようです。
とにかく目立つのはすごい鳴き声。
先日のサイエンスカフェの時も、ひっきりなしにやられて少々困りました。
この可愛らしい姿からは想像できない、激しい鳴き声を動画の音声でお聞きください。
潜水したあと、動画の最後に聞こえるけたたましい声がカイくんの声です。
実際はこの音声よりもかなり大きい声に聞こえます。この声でツブリちゃんにアピールしているようなのですが、もう一つ困ったアピールがあります。
カイくんの後方、人工芝でできた緑色の陸場の上に、何やらあるのがお分かりいただけるでしょうか。
ちょっと拡大して見ると・・・
そうなんです。こちらカイツブリたちに与えているエサの魚なんですが、カイくんは自分で食べる分以外に、せっせ、せっせと魚を陸地に並べ、ツブリちゃんに「はい、どーぞ

ツブリちゃんがどう思っているのかはいまいち分かりませんが、でも、猛烈アピールにちょっと退き気味のようにも見えます。同時に見た目もいまいちで、飼育側も少々困ってます。
カイくんとツブリちゃんの関係は、これからどうなっていくのでしょう?
皆さんも、温かい目で見守ってあげてください。
ラベル:カイツブリ