2011年08月11日

ホタルのきらめき

今年の夏も、ふるさと館での宿泊体験、アクアリウムナイトツアーの、キッズナイト、
ファミリーナイトとも終了しました。今年も色々と盛りだくさんでしたが、ファミリー
ナイトでは館内にテントも登場し、ちょっと変わった雰囲気になっていました。

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ファミリーナイトで特に盛り上がったのはこちら。

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サプライズで、一晩だけヘイケボタルに登場してもらいました。
参加してくださったご家族のほとんどが、初めてホタルの光をご覧になったとのこと、
皆さん感激してくださいました。動画でその点滅をご覧ください。



千歳でも、この時期野生のホタルを見ることができます。
水槽の中だけでなく、野外でのホタルの美しさもぜひご覧ください。



ラベル:水生昆虫
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2011年08月05日

アリの戦い

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近くの公園で、アカヤマアリと思わしきアリの大群を目にしました。
この季節、アリの侵入などに悩まされている方には、目を背けたくなる光景かもしれません。
どこかにエサでもあるのだろうかと探してみると、どうも彼らは戦いの真っ最中のようでした。

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写真中央に、よってたかってやられているクロヤマアリらしき姿が・・・。
アカヤマアリは、時にクロヤマアリなどの巣を襲い、サナギを奪って巣に持ち帰る「奴隷狩り」
をするらしく、アカヤマアリの巣で成虫になったクロヤマアリは、アカヤマアリの巣で働く
ことになります。
よく見ると、サナギも次々にさらわれていました。

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しばらくすると、アリたちの姿は少なくなりましたが、クロヤマアリの死がいがたくさん残って
いました。

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小さなアリたちの世界も、本当に厳しいものです。



ラベル:陸生昆虫
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2011年07月31日

カワセミ登場

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矢印の先にいる、小さな鳥。
コバルトブルーの背にオレンジ色のお腹、渓流の宝石とも称されるカワセミです。
先日、何とサーモンパークの小川に、このカワセミが登場しました。


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どうやら、小川にいる何かをエサにしているようでした。
ジッと水中を見つめては、狙いを定めて飛び込み、また戻ってきます。

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こんな光景が、すぐ目の前で見放題。少しだけ動画も撮ったのでご覧ください。



カワセミの情報を教えて下さった鳥好きの方によると、近くに巣があり5羽の家族らしいとのことでした。このカワセミ、1週間ほど居着いてくれましたが、ここしばらく姿を消してしまいました。

また戻ってきてくれることを、楽しみに待ちたいと思います。

ラベル:野鳥
posted by チトセアメ at 23:38| 北海道 ☁| Comment(2) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

初体験!!

読んでくださってる皆さん、お久しぶりです。
今年の夏は暑くなりそうですね!って、もうかなり暑い日が続いてます。
皆さんは、熱中症には気をつけてますか??

暑い日といえば、先日私は初の魚類採集に行ってきました。
待ちに待った採集、しかも天気は晴れて最高に暑い日だったのです。
何もかもが初めてだったので、暑さ対策は何もしないで行ったのが間違えでした。
一緒に行ったりかちゃんと教授会のシスターOさんは暑さ対策バッチリの格好で
ビックリしました。

行った所は、なんと支笏湖です。


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支笏湖で夏の企画展に展示するイトヨを採集しました。
その様子がこちら

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捕まえ方は、りかちゃんが釣り竿にエサをつけて魚をひきつけてから、
私が網で一気に取る作戦でした。
コンビネーション試される作業だったのですが、その結果がこちら

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大量に捕まえることができて本当に良かったです。捕れたらホント楽しいものです。

次にポロピナイへ行き、ポロピナイ観光センターのみなさんにもご協力いただいて
館内支笏湖水槽用にアメマス釣りを行いました。
湖はかなり濁っていて釣るのは難しいかもと言われましたが、
ベテランのりかちゃんが到着して5分もしないうちに立派アメマスを釣って
ビックリしました。
私も挑戦しましたが、捕れたのはたまたま引っ掛かったイトヨだけでした。
暑さにやられとても疲れましたが、初の採集がうまくいって良かったです。

採集したイトヨは、今三面槽の真ん中水槽に展示してます。是非観に来てください。
posted by タッチャン at 18:16| 北海道 ☀| Comment(4) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

見つけました

今日は暑い一日でした。
夏らしい陽気の中、飼育棟の近くでこんな虫を見つけました。

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今年初のミヤマクワガタです。
こういうのを見ると、本当に夏だなぁと実感します。

この夏も、色々な生き物に会えると嬉しいですね。

posted by チトセアメ at 00:00| 北海道 ☔| Comment(2) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月21日

子だくさん

先日、サーモンパークを流れる小川に、珍しいお客様が登場しました。

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なんと、マガモの親子です。
見つかったことに気がついたのか、母鳥が先導して逃げていきます。

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マガモの親子は必死なのかもしれませんが、何ともかわいらしい姿です。ヒナはどうやら9羽のようです。

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本当のところ、私自身はこの親子を見ておらず、撮影はサーモンパークの花の番人K氏によるものでした。しかし、千歳川から上ってきたとも考えられず、公園の林の中で営巣していたのでしょうか。だとしたら、人もカラスもキツネもミンクも野良猫もいるサーモンパークで何と大胆な。

このあとは本流の方へ行ってしまったようですが、居着いて欲しいような、親子の安全を考えるなら場所を移って欲しいような、ちょっと複雑な心境です。


ラベル:野鳥
posted by チトセアメ at 00:14| 北海道 ☁| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日

今年も産まれてました

この時期は、鳥たちも子育ての季節。
今年もサケふるの屋上では、恒例のハクセキレイの営巣が始まっていました。

以前は、サケふる入口にある水車小屋でも良く営巣していましたが、最近は無いようです。人通りの多さに、お気に召していただけなかったのでしょうか。

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巣の中には、もっこもこの毛玉が。
でも、近くの木の板をコツッと指先で叩いてみると

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パカッと、親鳥がエサを持ってきたと勘違いしたヒナが大きな口を開けてくれます。
今年はとりあえず4羽が順調に育っています。
あまり刺激しないよう、親鳥と一緒に巣立ちを見守ろうと思います。


ラベル:野鳥
posted by チトセアメ at 23:23| 北海道 ☁| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月12日

花と卵の季節

千歳でもサクラの花がかなり咲き始めました。
サーモンパークのサクラもご覧の通り。

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この週末は、お花見に一番良いかもしれません。

この季節は、サクラだけでなく色々な花々が楽しめます。
今日はサンショウウオの卵を探しながら、ちょっとお花見を楽しんできました。

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黄色いナニワズと、青紫のエゾエンゴサクです。かなりいっぱい咲いていました。


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こちらはニリンソウ。見るだけではなく、食べる楽しみもある素敵な花です。
花ごと摘んで、辛子和えにしていただきました。


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この白い花はハワサビです。今年は結構見つかりました。


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ザゼンソウはもう終わりに近く、ほとんどが大きな菜っ葉のようになっていました。
でも、ネコノメソウは満開といった感じです。

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最近あまり見かけなかったヒトリシズカにも出会えました。娘はこの花が、一番気に入ったようです。

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もちろん、お目当てのエゾサンショウウオの卵も見つけることができ、かなり充実したお花見になりました。これからのフィールドワークが、ますます楽しみです。

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ラベル:両生類
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2011年04月13日

水溜まりに春

今日は風も冷たく、みぞれ交じりの雨が降るような寒い日でしたが、
午後からは晴れ間も出たので、せっかくの公休日、学校から帰った
娘とサイクリングに行きました。
目的は「卵探し」。昨年エゾアカガエルが産卵していた近所の数カ所
を回って、今年も産卵しているか確認しようという訳です。

でも、今年はまだ寒いのか、昨年と同じ場所にはまだ卵は見つかりま
せんでした。全部見回って、さて帰ろうとしたところ、娘が同じ学校
の友だちを見つけ、一緒に遊ぶと脱線。放ったらかされた父ちゃんは、
近くの公園で待つことにしました。するとその公園に、少し大きな
水溜まりを発見。近寄ってみると、ありました!

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エゾアカガエルの卵です。産卵後、まだあまり時間が経って無さそうです。
ちょっとひっくり返してみると

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植物極側の白い卵黄部分がはっきり見えました。
今季第一号の発見に喜んで撮影していると、突然カエルの鳴く声が。


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この卵のお父さんでしょうか。心配になったのか、落ち葉の下から顔を出して
きたようです。


他にも、アメンボや

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アメンボの真似して水面を歩く、コモリグモの仲間?もいました。

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こんな水溜まりを夢中になってみている大人を、子どもたちが放って
おく訳ありません。ワラワラと集まりだし、帰宅時間を告げる「愛の鐘」
が鳴るまで、ちょっとしたミニ観察会が行われたのでした。

あー、楽しかった。


posted by チトセアメ at 22:56| 北海道 ☔| Comment(4) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

怪我の功名?!

少し古いお話ですが…

2月初旬の晴れた昼間の出来事です。
養魚場での仕事を終えて、車の助手席から荷物を入れ、車の鍵をポンと運転席に投げてドアを閉め、さあ帰ろうと運転席側のドアを開けようとしたら…
鍵が閉まっている!!

一瞬何が起こったか分からず、でも気づいたときにはもう遅い。ケータイを含む全ての荷物は車の中でした。

人里離れた養魚場、林道には車や人影も見えない。
まだ慣れていないタッチャンなら、助けを求めて数キロもある林道を歩くところでしょう。でも私は養魚場の上は住宅街で、よく山(住宅街)から散歩等で人が降りてくるのを知っていたのでした。

実は住宅街まで一回登ってみたいと思っていた私、これはラッキーと登り始めました。山といっても、養魚場からはすぐ住宅が見えるので、そんなに大変ではありません。5分ぐらいでしょうか、無事登って住宅地にたどり着き、近くのコンビニで電話を借りて助けを求めることができました。

これで一安心。山を下りた後、救助の車が来るまで養魚場の周りをプラプラとしてました。この日は快晴で寒くもないし、直に救助も来ると思えば気分も晴れやかです。

白さがまぶしい雪道を歩いていたら、雪の上を歩く黒い昆虫を発見しました。

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いわゆる「セッケイカワゲラ」ではないか!とうれしくなりました。
よく見ると、4匹ぐらいが真っ白い雪の上を歩いていました。すぐ近くのママチ川には幼虫がいるのだろうと推測できます。

そうこうしているうちに救助の車が到着、助けに来たのは館長でした。感謝、感謝です。
その後、電話を貸してくださったコンビニに立ち寄ってお礼を言い、無事サケふるへ帰りました。


後日このカワゲラについて、昆虫に詳しい方に聞いたら、ユキクロカワゲラの仲間だと教えていただきました。ユキクロカワゲラはかつてはセッケイカワゲラと呼ばれてましたが、雪渓というと夏のイメージで誤解を受けるため改称されたそうです。しかも、カワゲラの専門家の話では、種のレベルでいうと未記載種(いわゆる新種)とのことでした。
以前水生昆虫の調査をした時、採集したカワゲラの多くが種の判別までできなかったことを思い出し、昆虫の世界はまだまだ奥が深いなあと改めて感じました。


鍵のインロックはかなりショックでしたが、その後新たな発見もあり、ホント良かったです。

そしてこの事件以降、車の鍵は必ず身につけるべしと肝に銘じたのでした。


ラベル:水生昆虫
posted by りかちゃん at 19:38| 北海道 ☁| Comment(3) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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