2014年09月09日

またもやリスとシカ

今年は本当にエゾリスとエゾシカに良く会いましたが、今日も散歩中に出会いました。

クルミ食べるエゾリス



木の上で、クルミを食べているエゾリスです。ちょうど今の時期、クルミの実がたくさん落ちているので、食べ物には困らないことでしょう。

クルミ食べるエゾリス


大きさから見てどうも子どものようでしたが、同じ場所に3匹一緒にいて、賑やかに“カリカリカリカリ”音を立てて食べていました。


少し歩くと今度は林の中にエゾシカ、シカもどうやら親子のようです。

エゾシカ親子


お母さんジカに甘えてる子ジカが1頭と思って見ていたら、周りからもガサガサと音がして、出てくる出てくる。どうも千歳川で水飲みでもして、崖を登ってきたようです。

エゾシカ親子


オレンジの矢印の先が子ジカで、赤いの矢印が母ジカのようですが、でも本当に全部兄弟?少し体が大きい子もいるようなので、年子?も混ざっているのでしょうか。ちょっとすると、母ジカが堂々と道路を渡りはじめ、その後を子ジカたちが付いて向かいの林の中に消えていきました。

道路を渡るエゾシカ親子



帰りがけ、かわいい鳥たちを目にしました。サケぶろ初登場だと思いますが、メジロです。

メジロ


その名の通り、白いアイリングが特徴で、黄色い体が結構目立っていました。私は千歳川沿いではあまり出会う機会が無く、出会えても小さくてすばしっこいので、写真にはなかなか撮れませんでした。でも今日は群れで木に集まっていて、何とか撮影できました。

メジロ



久しぶりの散歩でしたが、川沿いはすっかり秋の様相に変わっていました。また時々、秋の千歳川沿いの生き物たちも、ご紹介したいと思います。





ラベル:野鳥 ほ乳類
posted by チトセアメ at 23:59| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月14日

通勤途中じゃないですが

最近、暑さやら天候不順やらで徒歩通勤はサボり気味ですが、でも休みの日や出勤前の時間を利用して、ちょこちょこ歩き回ってはおります。

先日、近所の公園で出会ったのは、今年はなぜかやたらとお目にかかるエゾリスでした。

何か食べてるエゾリス



木の上の方から「カリカリカリカリ」と、何か音がするなと思って見てみると、いました。
しかも、今回もやっぱり何か食べてます。

エゾリス


前に出会ったエゾリスさんは、良く分からないものをかじっていましたが、今回手にしているのはクルミでしょうか。


エゾリスに出会って少し歩くと、今度はこちらに出くわしました。

エゾシカ


エゾシカさんです。町なかすぐ近くの公園でも、今年はウロウロしているところがよく目撃されているようです。メインの林道からちょっと奥まったところにいるので、目の前を通るヒトも気付かずに通り過ぎていきます。

エゾシカに気付かず通り過ぎる


こんな大きな動物でも、林の中でじっとしていられたら、意外にすぐ近くにいても気付かないものなのかもしれません。


さて、最後はこちら。

カイツブリ



郊外にある湖で、カイツブリを見かけました。警戒心の強い鳥ですが、かなり距離があったのと湖の周りにある林の中からのぞいていたため、のんびりと水面を泳いでいました。

しばらく見ていると、近くにもう一羽動きました。

カイツブリ ヒナ


何と、カイツブリのヒナです。どうやらここで子育て中だったようです。
ヒナとはいっても、もうだいぶ育っているようでした。ヒナは親とは全然模様が違って、顔に縞模様が入ったりしています。カイツブリは親でも小さい鳥なのですが、ヒナはさらに小さいです。


親子のツーショットを撮影したかったのですが私はかなわず、後から撮影に行ってくれたタッチャンが撮ってくれた写真を使わせていただきます。

カイツブリの親子



並んではいるものの、親鳥には草がかぶってしまっていますね。でも、あまりしつこいとカイツブリに嫌われそうなので、この辺でよしとしましょう。

今年は卵は産んだものの、ヒナはかえらなかった当館のカイツブリ。
いつか水槽の中でも、親子の仲むつまじい姿を見せて欲しいものです。



posted by チトセアメ at 00:57| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

通勤途中のお楽しみJ − 千歳川も花盛り

この時期、千歳川の川面にはたくさんのきれいな白い花を見ることができます。

バイカモの花



千歳川にたくさん生えている水草「バイカモ」の花です。
清流の象徴のような水草で、漢字で書くと「梅花藻」。白い小さな花が、梅の花に似ているところからその名が付いたようです。今年は例年に比べ、今のところ千歳川の水位が非常に低いので、水面に出ている花がとても見やすい状況になっています。

バイカモの花


どうでしょう、上から見ると梅の花に似ているでしょうか。


実は千歳川には、「バイカモ」ともう1種、「千歳」の名を冠した「チトセバイカモ」が生息しています。
水草の図鑑によると、見分けるには花や実を拡大して見ないとならないようです。
そこで花の時期の今、ちょっと可哀想ですが少し花をいただいて顕微鏡で見てみました。

バイカモの花の顕微鏡写真


実はこのままでは種類は良く分かりません。
“花弁(花びら)”や“がく片”、“雄しべ”や“雌しべ”など花の各部が付いている「花托(かたく)」と呼ばれる部分を見る必要があるので、がく片や花弁を外してみました。

花托


点線で囲った部分が花托です。ここを拡大して見て、毛が生えていたら「バイカモ」、無毛なら「チトセバイカモ」なんだそうです。ということは、上の写真はチトセバイカモのようです。

バイカモはどうなっているかというと

チトセバイカモとバイカモ



矢印の先、左側の花托に毛が生えています。つまり、左がバイカモ、右がチトセバイカモです。

それにしても、こんな風に花を採ってきて顕微鏡で見る以外に、見分ける方法は無いのでしょうか。
千歳川に生えているバイカモをよく見ると、下の写真のように割と見かけが違う2つのバイカモの群落があることに気が付きます。

色違いのバイカモ



分かりやすいように点線でそれぞれを囲ってみました。

チトセバイカモ(上)とバイカモ(下)


上は全体的に緑色が濃く、葉が蜜に生えている感じです。一方、下の群落は明るめの緑というか少し黄緑色っぽく、葉と葉の間に茎が見えて間が開いた感じになっています。
これまで花を調べたところでは、どうも上がチトセバイカモ、下がバイカモということのようです。どちらかというと、今はチトセバイカモがたくさん開花していて、バイカモはまだチラホラという状況のようです。
果たして、全ての群落でこの見分けが通用するのかどうか、もう少し調べてみたいと思います。

とはいえ、バイカモの花は今が見頃。
種類云々あまり難しく考えず、まずは川辺を歩きながら、この季節だけの川面を彩る美しい白い花を堪能してみませんか。

ラベル:水草
posted by チトセアメ at 23:58| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月01日

こちらもイクメン?

通勤途中ではないのですが、通りがかるとちょくちょく様子を見に立ち寄る公園があります。
そこには、お世辞にも綺麗とはいえない、よどんだ池というか沼というかという感じの場所があるのですが、その水面に浮いた藻の上に、白い固まりを見つけました。

藻の中の白い固まり



もう少し拡大してみると、正体が分かりました。

コオイムシの卵



矢印の先には脚も見え、どうやらコオイムシの仲間の卵のようです。
背負っているのはお父さん。イトヨと同様、こちらも子どもの世話をするのはオスの仕事です。
お母さんはお父さんの背中に卵を産み付けると、あとはお任せです。お父さんは水に潜ったり出たりしながら、卵が乾かないように、そして呼吸ができるよう世話をします。
しかし、こんな昼間から水面に出てきて大丈夫なのでしょうか。


卵に眼が


さらにアップにしてみると、卵に眼ができているのに気が付きました。
どうやら、ふ化が間近でその手助けをするために、水面に上がってきたようです。しばらく観察したいところでしたが、別件もありふ化を見届けることはできませんでした。

コオイムシ類はサケふるでも展示中です。ちなみに、以前卵を背負ったオスを展示水槽で撮影した写真がこちらです。

展示中の卵を背負ったコオイムシ



そして、ふ化した赤ちゃんコオイムシがこちら。

脱皮直後のコオイムシの赤ちゃん



今年は卵を背負うオスの姿が見られるでしょうか。
その時はまた、ご報告します。


ラベル:水生昆虫
posted by チトセアメ at 06:00| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月30日

通勤途中のお楽しみI − トンボでもヘビでもありません

夏が近づくと、千歳川沿いで出会うのが楽しみな水生昆虫がいます。

ヘビトンボ成虫


黄色が鮮やかなこの昆虫。大きさも羽まで入れると10cmほどとかなり大きく、目にすれば相当のインパクトがあります。名前は“ヘビトンボ”。多い日には、通勤中だけで5〜6匹は見つかります。でも、川沿いの柵の裏側に隠れていたりと、意外に見つかっていないようです。


幼虫の時は、こんなムカデのような姿をしています。

ヘビトンボの幼虫


水中にすんでいて、他の水生昆虫をエサにしています。幼虫期間は2〜3年もあるらしく、6〜7cmほどに大きくなり、乾燥したものが漢方薬「孫太郎虫」として販売もされています。


蛹化の場所を探す幼虫


成虫になるには、土に潜って蛹にならなければならず、この時期になると水から出て川岸を這っている幼虫の姿を見かけることがあります。


迫力の大アゴ


幼虫も成虫も、カミキリムシを思わせるような大アゴがあり、特に成虫はさわろうとして手を伸ばすと、アゴと羽を広げ、ヘビのように鎌首をもたげ威嚇してきます。
また、私は経験無いのですが、奥様は買い物途中でヘビトンボを見つけて威嚇のポーズを撮影しようと手を伸ばしたところ、黄白色の“フン”を手にかけられたらしいのですが、そんな攻撃もするんですね。


飛び立つヘビトンボ


羽を広げて飛ぶ姿は、確かにトンボに見えないこともないです。
これからの季節、夜の灯火に飛んできたりと結構目にする機会があると思います。
興味のある方は、ちょっと探してみてください。

ラベル:水生昆虫
posted by チトセアメ at 15:44| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

通勤途中のお楽しみH − 恋の季節

今回も3連発です。ラストは子孫繁栄の営みなど。
まずは、見かけた昆虫類の交尾から。

こちらはガガンボの仲間です。お尻だけくっつけてお互いそっぽを向いています。
どちらがオスだかメスだかは、勉強不足でわかりませんでした。

ガガンボの仲間の交尾



前の記事にも登場したモイワサナエも、早速交尾していました。

モイワサナエの交尾


前がオスで後ろがメスです。オスの副生殖器から、精子を受け取って受精します。

交尾シーンではないですが、ちょっと面白いものも見つけました。

オトシブミ


葉っぱを丸めて上手に作ったオトシブミのゆりかごです。この形から「落とし文(ふみ)」。
成虫はこんな姿をしています。

ヒゲナガオトシブミ?の成虫


ゆりかごのサイズに比べても、結構小さい昆虫です。種類によって、ゆりかごの形も色々あるようで、この種類が先のゆりかごを作ったかどうかは分かりませんでした。


虫の次は、またまた鳥さんです。このシリーズの第一回でお伝えしたイワツバメの巣は、こんな感じになっていました。

イワツバメの巣



親鳥が何やら巣の入口でもそもそと動き回っています。ちょっとこちらを警戒している風でもあります。あまり長居すると可哀想かなと思ったその時

イワツバメの巣


ん? 何やら黄色いものが見えました。拡大して見ると・・・

口を開けるイワツバメのヒナ



お腹が空いて我慢できなくなったのか、ヒナの大きく開けた黄色いクチバシが見えました。
どうやら子育ても順調なようです。

子育てといえば、こんなペアも見つけました。

マガモのペア


マガモのペアです。手前がオスで奥がメス。メスのいる場所、どうやら巣ができているようです。
ズームにして寄ってみると

卵を抱くマガモのメス


お腹の下からチラッと覗く、卵らしき白い物体。どうやらこちらも営巣中のようです。
もう少ししたら、かわいいヒナを連れて泳ぐ母ガモの姿を見られるかもしれません。


さて、最後はちょっと変わった交尾シーンです。

サッポロマイマイ


こちらは雨男のチトセアメのお友達、カタツムリの仲間「サッポロマイマイ」です。
今回、カタツムリの交尾を初めてナマで目撃しました。それがこちらです。

交尾中のサッポロマイマイ



これでは良く分からないでしょうか。ではもう少し拡大してみます。

サッポロマイマイ交尾


2匹のサッポロマイマイをつなぐ、2本の紐のようなものが分かるでしょうか。
カタツムリの仲間は雌雄同体なので、交尾の際はお互いが同時にオス・メス両方の役割を担います。この紐状のものはお互いの生殖器で、だから2本あるんですね。それぞれに相手の生殖孔に差し込んで、交尾となるらしいです。動画でご紹介とも考えましたが、しばらく見ていてもほとんど動きが無く、あまり意味のないことに気づきました。カタツムリは交尾もやっぱりゆっくりなんです。


梅雨のない北海道ですが、ここしばらく雨模様が続くようです。
カタツムリさんの交尾シーンにまた出くわさないかと思うと、雨もなかなか楽しいです。

posted by チトセアメ at 06:00| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通勤途中のお楽しみG − いただきます!

虫がいっぱい出てくると、それらをエサとする生き物の動きもまた活発になってきます。
通勤途中でよく見かけるのは、クモに捕まった虫たちの姿です。


網にかかったコメツキムシの仲間


巣を張って待ち構えていたのは、オニグモの仲間でしょうか?
かなり大きなコメツキムシの仲間も、見事に捕らえられ、せっせと糸を巻かれていました。

クモといえば“巣”のイメージが強いですが、徘徊生のクモたちは獲物に飛びかかって捕らえるものもいます。小さなハエトリグモの仲間が、自分より少し大きめのガガンボを捕らえていました。

ガガンボを捕らえるハエトリグモ



こちらは大きなハエトリグモの仲間が、小さなハムシの仲間を捕らえたようです。
口の間から、獲物のお尻がチラッと見えていました。

ハエトリグモの仲間



こちらはハナグモでしょうか。
やはりかなり大きめの、ハエ類らしき獲物を捕らえていました。

ハナグモ




もちろん、クモだけではなく虫をエサにするこちらの生き物にも注目です。

ハサミムシを捕らえたニュウナイスズメ


このブログに登場頻度がやたらと高い、野鳥たちです。
上の写真は、ニュウナイスズメのメスがハサミムシの仲間と思われる虫を捕らえたところです。

こちらでくわえているのは、クモでしょうか。

クモを補食したニュウナイスズメ


クモも捕食者でばかりはいられないのですね。やはりなかなか厳しい世界です。

蛾や蝶の幼虫である、イモムシ・ケムシもいっぱい出てきていますが、これらも鳥の大好物です。ハシブトガラ?が、太ったアオムシを捕まえていました。

アオムシを捕らえたハシブトガラ?



こちらはちょっと欲張りすぎのアオジです。

アオジ


顔の部分をアップにしてみると・・・

シャクトリムシいっぱいくわえたアオジ


うおっ! いったい何匹のシャクトリムシをくわえているのやら。
それにしても、クチバシだけなのに器用なものです。巣のヒナに運んでやるのでしょうか。
さすがにこれ全部自分で食べるのでは、サケふる事務所の食いしん坊さんと一緒・・・・・

と、今回少々きついシーンが続いたような気もしますので、最後にお口直しになるかどうか。
同じ“食べる”でも、チョウが蜜を吸うところなど。

ツツジとカラスアゲハ


コンロンソウとモンキチョウ?



これからの季節、意外に身近なところでも、生き残りをかけた“食うか食われるか”のシーンが繰り広げられていると思います。ちょっと興味を持って覗いてみると、意外な発見があったりするかもしれませんね。


posted by チトセアメ at 01:42| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

通勤途中のお楽しみF − 羽化してます

すっかり暖かくなり、通勤途中に見かける虫たちの姿がかなり増えてきました。
中でも最近目立ち始めたのは、幼虫時代を水中で過ごし、羽化して成虫になると空を飛ぶ水生昆虫の仲間です。

以前の記事でご紹介したカワゲラの仲間もその1種ですが、代表格と言えばやはりこの昆虫でしょうか。

ニホンカワトンボ♀


お馴染み、トンボの仲間です。トンボの幼虫は、よく知られた「ヤゴ」ですね。
写真はまだ羽化したての、ニホンカワトンボのメスです。
よく見ると、複眼がまだ灰色で光沢もなく、羽も瑞々しく柔らかそうです。


ニホンカワトンボのものは見つけられませんでしたが、こんな羽化殻は見つけました。

ヤゴの羽化殻



成虫になった姿はこちらです。

モイワサナエ


モイワサナエの羽化殻でした。千歳市街地周辺より上流の千歳川流域では、一番最初に目にするトンボです。

他にもシオカラトンボらしき羽化殻も見つけました。

トンボの羽化殻


こちらはちょっと遠回りした際、近所の公園の池に生えていたコウホネの葉に付いていました。
ちなみに、コウホネも黄色い花をつけていました。

コウホネ


少し横道にそれますが、同じ池ではキショウブの花も綺麗に咲いていました。

キショウブ



他にもトビケラの仲間のヒゲナガカワトビケラの成虫や

ヒゲナガカワトビケラ成虫



モンカゲロウなどのカゲロウの成虫や亜成虫も見かけました。

カゲロウの成虫



水生昆虫ではありませんが、もう一つ見かけた羽化殻がこれです。

羽化殻


姿形でお分かりですね。こちら、エゾハルゼミの羽化殻です。
成虫はちょっと聞くとカエルの鳴き声と間違えそうな声で鳴いていますが、なかなか姿は見つかりません。
私自身、まだ今年は成虫を撮影できておらず、ちょっと反則で昨年の写真でどうぞ。

エゾハルゼミ成虫



木々の緑も濃くなり、セミも鳴き、いよいよ千歳も夏近しという感じになってきたようです。

posted by チトセアメ at 23:55| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月24日

通勤途中のお楽しみE − 鳴き声の主

通勤報告今回も3連発で、最後はまた鳥の話題から。

1年ぶりにお目にかかったこの綺麗な鳥はキビタキです。

キビタキ


黒と黄色のコントラストが鮮やかですね。夏鳥でこの時期千歳でも時々見かけます。

キビタキ


昨年はかなりの高頻度で出会えましたが、今年は果たしてどうでしょう。


もう1種類、こちらのちょっと地味目な鳥をご存じでしょうか。

ウグイス


鳴き声を聞くことはよくあっても、あまり姿を見かけることは無いかもしれません。
ヒントは「ホーホケキョッ!」といえば誰もが知ってる、そう、西川のりお師匠・・・ではなく、ウグイスです。

鳴き声の割には色もパッとせず地味な姿で、声はすれども姿は見えず・・・。
枝の間に入られてしまうとこんな感じで、なかなか見つけるのは困難です。

枝の間のウグイス



こちらは鳴いているときの写真。全身で鳴いている感があります。

鳴くよウグイス



この日は珍しく、ウグイスが良く姿を見せてくれたので、動画でもどうぞ。




ウグイスに夢中になっていたら、別の方向から何やら「チョッ、チョッ!」という、ちょっと前に聞いたような鳴き声が・・・。
覗きに行ってみると、やはりいました。

エゾリス



毛の生え替わりの時期なのでしょうか。毛並みがまだらになっています。
枝を飛び移っていくのを目で追いかけていると、突然止まって何やらかじり出しました。


エゾリスお食事中


カリカリカリカリ、結構大きな音を立ててかじっています。形状は木の皮のようですが、何でしょう?

見上げているこちらに気づいて、エサをくわえたまま覗き込んできました。

エゾリス


かじっていたものをよーく見ると、模様が何となくカメのお腹の甲羅の一部のようにも、思えますが、果たして・・・?

このエゾリスを見かけた公園では、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が何匹かウロウロとしていて、以前ひっくり返っている死骸も見かけたことがありますが、でもそんなのをリスが食べるでしょうか?

結局何をかじっていたのかは分からないまま、エサをくわえて去っていってしまいました。

とりあえず、フィールドの話題は一区切り。
今日はお休みをいただいて、これから美幌で行われる第14回淡水魚保護フォーラム「手作り魚道から始まる地域の自然再生」に参加してきます。

ご都合付く方いらっしゃいましたら、ぜひどうぞ。

ラベル:ほ乳類 野鳥
posted by チトセアメ at 06:01| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通勤途中のお楽しみD − ムシムシしてきました

“ムシムシ”といっても、単に暑くなったということではありません。
咲き始めた花とともに“虫”たちの動きも活発になってきて、色々な昆虫を目にするようになってきているのです。

モンキチョウ交尾中


花の蜜を求め、チョウも飛び回っていますが、こちらは交尾中のモンキチョウ。
近づいてカメラを向けても、全然気にせず逃げもしません。何と、クモが乗ってきても知らん顔でした。

クモに乗っかられる



うーん、すさまじい集中力というか何というか・・・。クモの方がそそくさと逃げていきました。

こちらはシジミチョウの仲間、ベニシジミです。

羽を閉じたベニシジミ


閉じていると地味目な羽も、広げるとこのとおり。

ベニシジミ春型


ベニシジミには春型と夏型があるのですが、このオレンジの派手さは春型のみのものらしいです。

こんな少し可哀想な姿も見かけました。

羽化失敗


ミヤマカラスアゲハでしょうか。羽化に失敗したらしく、一方の羽がシワになってしまっていて、飛べないようです。生き残るのは、きっと難しいでしょう。

花にはこんな虫も集まっていました。

タンポポに集まるクロヤマアリ?


甘いもの大好きなアリさんたちには、タンポポの蜜も美味しい食料なんですね。

ヒメセアカケバエでしょうか。ケバエの仲間で胸部の背中側が赤い種類もよく見かけます。この種は色々いるようで、はっきり分かりませんでした。

ヒメセアカケバエ?



同じくハエ目の足の長い巨大な蚊のようなガガンボの仲間もいました。

ガガンボの仲間



ガガンボは、幼虫時代を水の中で過ごす水生昆虫なのですが、千歳川沿いの遊歩道の欄干に、こんなものも見つけました。

カワゲラの羽化殻


分かりにくいかもしれませんが、カワゲラの仲間の羽化殻です。
しかし、幼虫は川の中から上ってきたのですから、ゆうに2m以上も壁や欄干を上って、このてっぺんで羽化したことになります。もっと水の近くで羽化した方が楽でしょうに、なぜなのでしょう。


せっかく頑張って羽化したのに、すぐ近くではカワゲラの仲間の成虫が、クモの巣にかかってしまっていました。


クモの巣にかかったカワゲラの仲間



今は通勤時が楽しいですが、これから夏になると街灯に集まる夜の昆虫観察も興味深くなっていきます。
千歳川沿いの通勤路、本当に贅沢な時間を過ごさせてくれます。

posted by チトセアメ at 01:18| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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