サケふる2階多目的ホールで開催されました。
昨年同様、千歳科学技術大学理科工房の皆さんによる実験ブースを中心に、
昨年も登場した生きたヘビにさわれるコーナー、サケふるからは、チリモン
探しと教授会によるサケ皮クラフト、そして初登場のブースや、科学の祭典
を楽しむお子様を待つ大人のためのサイエンスカフェも加わり、魅力たっぷ
りの10ブースが出展です。
初回となった昨年は60名ほどの参加でしたが、今年は途中から来場者のカウ
ントが間に合わなくなるほどの盛況ぶりで、会場は常にごった返し。
それぞれのブースからの持ち帰っていただいた成果物の数を考えても、200人
を超える来場者があったと思われます。
チリモンもなかなかの人気で、10個用意した席は常に満席で、待っていただく
状況が続きました。今年の力作はこちら。
タコやイカにシャコにカワハギ、タチウオやタツノオトシゴ(赤)、そして陸生
昆虫のハチまでが混ざっているというなかなかレアな出来映えでした。
すっかりチリモンにつきっきりになってしまい、他のブースの写真を撮る間が
ありませんでしたが、初登場のブースとしては、こちらの昆虫標本作製コーナー
も人気だったようです。
そして、今年何といって人目を惹いたのはこちらでしょうか。
透明標本のコーナーです。出展してくださったのは、北海道大学大学院環境科学院
地球環境科学研究院生物圏科学専攻動物生態学コース小泉研究室(長い!)の
お二人です。このブースでは、サケ稚魚の透明標本を瓶に詰める作業を体験し、
そのままプレゼントしてしまうという、大盤振る舞いでした。
しかし、なんでこんな標本ができるのか、本当に不思議です。
この透明標本、何とサケふるにも寄贈していただきましたので、早速展示してみま
した。展示の様子は、次回、改めてアップします。
ということで、ミニ科学の祭典、2回目にしてすでに“ミニ”ではなくなりつつあり
ますが、来年も今回の反省を踏まえ、続けていけたらいいなと思います。
ラベル:科学の祭典