2011年09月06日

木枯らし紋次郎?

カエル水槽のシュレーゲルアオガエル、分かりにくい写真で申し訳ありませんが、
時々こんな風に爪楊枝をくわえています。

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口からはみ出たこの黒くて細い棒の正体は・・・


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エサのコオロギの脚でした。ちょっとお行儀悪いですが、時々はみ出してしまって
います。

エサをとらえる瞬間は、かなり素早い動きを見せてくれます。
なかなか見応えありますので、ぜひご覧になってください。



ラベル:両生類
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2011年08月31日

今年もカラフトマス登場

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今年もオホーツクの湧別川に遡上したカラフトマス、約80匹の展示を始めました。
カラフトマスの特徴は、なんといってもこのオスの背中の盛り上がりです。

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お客様の中には“奇形?”と勘違いされる方もいるようですが、これが本来の姿
です。今年は全体的に少し小ぶりのようですが、それでも少しまとまればご覧の
通りの迫力です。

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カラフトマスの輸送は早朝午前4時半頃に千歳を出発し、トラックで湧別へ向か
います。9時頃に現地で魚を積み込み、日帰りで活かしたままサケふるへ。
午後2時過ぎには、往復約570kmの輸送を無事完了しました。

早朝、長距離の日帰り輸送も少々ハードですが、今回はもう一つおまけに、
トラックの冷房が全く効かなくなるというアクシデントにも見舞われ、気温
30℃近い炎天下の中、大部分は高速道路を走行するため、ろくに窓も開けられず
という、我慢大会のような輸送になってしまいました。

でも、この見事な魚体を見るとそんな苦労もどこへやら。毎年のことながら、
ほれぼれと見入ってしまいます。

カラフトマスは、10月中旬頃には展示が終わってしまいます。
なかなか目にすること無いこの姿、ぜひお早めにご覧ください。

ラベル:カラフトマス
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2011年08月27日

終了間際の“カ☆ラ☆コ☆レ”に新顔

7月16日から開催してきました、今年の夏季企画展「カラコレ〜おさかなカラフルコレクション」
は、明日8月28日をもって、終了となります。
ご来場くださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
また、まだご覧になっていらっしゃらない方は、展示している熱帯魚のプレゼント応募も28日まで
となっていますので、この機会をお見逃しなく。

さて、そんな残り少ない開催期間の中で、新たに加わった生き物がいます。
青いニホンアマガエル」に続き、「青いニホンザリガニ」です。


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青いザリガニは、網走管内など数カ所で見つかっているようですが、この個体は千歳市内で
見つかったものです。
まだ2cmほどと小さく、体色の青もそれほど鮮やかではなく、ハサミの先などは赤色をして
いますが、これからの成長が楽しみです。


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ザリガニというと、隠れてしまってなかなか見つけられないイメージなのですが、この個体
は割と活発で、流木をよじ登ったり水槽の中をウロウロと歩き回っていることも多いので、
すぐ見つけられると思います。

開催期間も残りわずかですが、ぜひこの機会にご覧ください。

ラベル:甲殻類
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2011年08月26日

サケの展示始めました

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インディアン水車でのサケ捕獲は8月21日から始まり、昨日(25日)までの捕獲数は、
530匹となりました。
下の写真のように、水車にかかっている様子もちらほら見ることができ、今年の出足も
まずまず順調のようです。

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そんな状況の中、早速水車からサケを運搬し、館内の80ton水槽で展示を始めました。

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サクラマスの幼魚とともに、サケの親魚は♂ばかり5匹。
それでも、大きな魚体はなかなかの迫力です。

29日には、恒例のカラフトマスをオホーツクから搬入予定です。
いよいよ始まったサケシーズン、また忙しくなりそうです。
ラベル:サケ親魚
posted by チトセアメ at 23:47| 北海道 ☔| Comment(0) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月18日

何の虫?

先日、展示用の水生昆虫を採集に行ってきました。
ミズカマキリやコオイムシ、マツモムシにミズムシなどに混じって捕れたのがこの虫。

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大きさは10cmほどで大アゴがあり、一見ムカデのような姿をしています。
時々こんな風にお尻を水面から出して、呼吸をします。

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この虫が成虫になった姿がこれ。

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ガムシです。幼虫とは似てもにつかない姿ですが、カブトムシなどと同じように、サナギになって
羽化するとこの姿に変身します。

現在、サケふる地下1階の“水辺の生き物コーナー”で成虫も幼虫も展示中です。
うまく育てば、サナギから成虫になる様子をご覧いただけるかも知れません。

サナギになったら、またご報告いたします。



ラベル:水生昆虫
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2011年08月11日

青いアマガエル

夏季企画展のカラフルコレクションに、新たにちょっと変わったカエルが登場しました。

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「ほしのゆめ」の稲に囲まれた水槽に入っているのは、青いニホンアマガエルです。

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本来、ニホンアマガエルは緑色をしていて、周りの環境に合わせて体色を変えたりします。
この青いニホンアマガエルは、突然変異で体の黄色い色素が無くなり、青くなったものの
ようです。


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今回の個体は、北海道・鷹栖町で見つかった個体を、お譲りいただいたものです。
写真や模型では見たことありましたが、本物は初めて目にしました。
予想以上にきれいな青色でした。

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皆さんの周りにも、もしかするといるかもしれません。
機会あれば、ぜひ探してみてください。

posted by チトセアメ at 02:53| 北海道 ☔| Comment(0) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

カエル水槽登場

もう6月も終わりですが、地下もの知りプラザの水辺の生き物コーナーに、梅雨にちなんで新たにカエル水槽が登場しました。

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基本的な水槽の企画やレイアウトは、タッチャンが担当しました。
初めてレイアウトした水槽にしては、なかなか可愛らしくできています。
水槽の住人は3種類、こんなメンバーです。


まずは、これまでも水中観察室でエゾサンショウウオのアルビノと同居していた、
モリアオガエルです。

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あの水槽には植物がなかったので、今は緑の中で何となく気持ちよさそうです。


そして、もう2種類はどちらもサケふる展示初登場。
1種類目はこちら。

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お馴染みのニホンアマガエルです。
北海道にも生息していて、日本で一番ポピュラーな種類といえるでしょう。
鼻先から眼にかけてのラインが特徴です。


続いては、シュレーゲルアオガエルです。

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北海道には生息していません。ニホンアマガエルによく似ていますが、まだら模様が無く、
とてもきれいな緑色をしています。


いずれも壁上りの名手で、水槽からの脱走もお手のもの。ガラス面をひょいひょい上って
きます。

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この水槽では、脱走できないように網のフタをしていますが、そこにだってガラス面から飛び移ります。今回は、飛び移ったはいいが、ちょっと予定と違う姿勢になってしまい、戸惑うニホンアマガエルの、こんな貴重な姿も撮影できました。

なぜかエビぞりっ

う〜ん、体勢を整えねば

つかれた〜、

もうひとふんばりっ!

このあとは、無事お腹を上にして、フタに貼り付くことが出来ていました。
なかなか可愛い彼らの仕草、はやくも小さなお子さんから、お母様方にも人気です。
皆さんも、ぜひご覧になってくださいね。


そういえばもう一ヵ所、こちらもタッチャンプロデュースのカエル水槽が登場しています。

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こちらはトノサマガエルと、タッチャンお得意の透明標本とのコラボです。
オタマジャクシの成長過程も分かる、ちょっと変わった雰囲気の展示になっていますので、
こちらもじっくり観察してみてください。

ラベル:両生類
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2011年06月21日

らしくなりました

ふ化後、間もなく1ヶ月が経とうとしているシロチョウザメとアムールチョウザメの稚魚たち。最近は初期餌料のアルテミア(ブラインシュリンプ)だけでなく、人工の配合餌料も食べるようになり、大きいものでは、体長も2.5cmほどになりました。

こちらが、シロチョウザメ。

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そして、こちらがアムールチョウザメです。

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大きさ以外は、すでに立派なチョウザメです。両種で顔つきや体形が違います。
でも、やはり体色はまだシロチョウザメの方が黒っぽくて、アムールが白っぽい。
いつ逆転するのでしょうか。

ここまで育つとちょっと安心というところですが、その油断が思わぬトラブルにつながるかも。
気を引き締めて、今後も大切に育てていきたいと思います。


ラベル:チョウザメ
posted by チトセアメ at 00:39| 北海道 ☁| Comment(4) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

トンボ充実してます!

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地下もの知りプラザにある「水辺の生き物」コーナーでは、ちょっと前からヤゴを中心とした企画展を始めています。以前から、ヤゴの展示もしてはいましたが、今は常時10種類前後のヤゴが展示されています。これだけ種類が充実したのは開館以来初めてですし、水族館はもちろん、恐らく昆虫館などでも、こうしたヤゴの展示はあまりないのではないかと思います。

実は、以前もサタデースクールや写真展などでお世話になっている北海道エコ・コミュニケーション専門学校の広瀬良宏先生と動物自然学科の学生さん達のご協力により、この展示が実現しました。

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こちらが広瀬先生です。水槽レイアウトや、手作りのイラストつきキャプションは学生さんの手によるもので、作業の様子を心配そうに?ご覧になっています。


この水槽の中では、実に多様な姿形をしたヤゴをご覧いただけることはもちろん、どんどんトンボが羽化していて、タイミングが合うと、目の前でどんどんヤゴからトンボになっていく、こんな様子にも立ち会うことが出来るというのが魅力です。

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トンボは秋だけの昆虫ではないんです。種類によっては春から夏にだって、成虫はでてきています。


こちらのムカシトンボなどは、よほど同じ場所がお気に入りなのでしょうか。。

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親ガメのうえ〜にるんるんという歌が聞こえてきそうな状況になっていました。


他にも今は、ルリイトトンボやオオトラフトンボ、モイワサナエなども羽化しています。
この展示、一応7月くらいまでは種類を変えながら続けていく予定です。
あまり馴染みのないヤゴ展示、新たな発見が皆様をお待ちしているかも知れません。

なお、広瀬先生の北海道ハイテクトンボブログからもダウンロードできるトンボ下敷きを、ご来館くださった希望者の方にプレゼントもしています。これ、本当にすごい下敷きですので、この機会をお見逃し無く。

ラベル:水生昆虫
posted by チトセアメ at 23:36| 北海道 ☔| Comment(0) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

チョウザメ採卵報告 その3

すっかり遅くなってしまいましたが、チョウザメ採卵リポート最終号です。
すでに新聞やテレビでも報道されていますが、とりあえずは無事孵化に至りました。
シロチョウザメは100匹ほど、アムールチョウザメは200匹ほど孵化しましたが、まだまだ順調にいくかどうかは微妙なところです。

シロチョウザメの卵は、やはり冷凍した精子の影響もあってか、孵化率は非常に低かったです。
途中、発生している卵だけをより分けたのですが、その時の様子がこちら。

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上の写真のように、シャーレに卵を入れて、顕微鏡で一つ一つ確認していきます。
このシャーレの中で、活きている卵はどれだけあったかというと・・・

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実は、矢印のところの卵、一個だけです。
肉眼ではとても分かりにくいので、顕微鏡で見たところをご覧ください。

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シャーレ1杯に活きている卵は多くて2つ、ほとんどは0〜1つというなかなか根気のいる作業でしたが、卵の中で既にくるくる動く姿を見るとかなり感動し、ただでさえ最近近くが見えなくなった目にむち打って、ついつい頑張ってしまうのでした。


そのかいもあって、孵化したチョウザメの赤ちゃんがこちら。

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赤矢印がシロチョウザメ。青矢印がアムールチョウザメです。まだ眼も口もはっきりせず、言われなければ、とてもチョウザメとは思えない姿です。シロチョウザメの方が少し黒っぽく、体も大きめでした。顕微鏡だとその差が少し分かりますが、肉眼ではご覧の通り。

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チョウザメの赤ちゃんは2種類とも、下のような水槽で先週の土曜日から展示を始めています。

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すでにシロチョウザメには眼ができ始め、体つきも変わってきました。

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そろそろエサも食べ始めます。
まだどれだけ無事に成長するか分かりませんが、成長の早い彼らの変化を、ぜひ皆さんも一緒に見守ってください。

ラベル:チョウザメ
posted by チトセアメ at 23:52| 北海道 ☁| Comment(0) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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