2014年06月14日

こちらは“ふ化”しました

先日お伝えした、バックヤードで産卵したイトヨの続報です。

朝、出勤してみると、前の日の晩まできちんとしていた巣がすっかり壊れ、卵を守っていたオスが何だかすごく荒れていました。

壊れた巣



何か気に入らないことがあって、自分から巣をこわしてしまったのでしょうか。
もしかすると、実はうまく受精できていなかったとか・・・
ふ化を楽しみにしていたのに残念、と思いきや、オスの近くで何かが動きました。


オスの下に


写真のオスの胸ビレの下の方、お分かりいただけるでしょうか。
もっと拡大して見ましょう。


イトヨの稚魚


あっ、稚魚がふ化していました! どうやら、ふ化しない卵だったから巣を壊したのでではなく、ふ化したから壊した、ということだったようです。

産卵確認からまだたったの5日。水温が少し高めだったことも、早めのふ化に影響したと思われます。


イトヨのオスと稚魚


こんなところにも見つけました。お父さんと比べても、かなり小さいですね。
その気になれば、一口で「パクッ」といけちゃいそうですが、イトヨの父性本能?はすさまじく、水槽をのぞく人間に対しても、自分の子どもを守ろうと攻撃を仕掛けてくるほどです。

ジッと見ていても、時々ちょろちょろ、チョロチョロッと泳ぐ姿が見える程度なのですが、試しに水草のところを撮影して拡大して見ると

稚魚いっぱい!


なんとこの写真に写っただけで10匹、矢印のところ全部に稚魚が隠れていました。写真をクリックして大きくしていくと、稚魚の姿も分かりやすくなると思います。それにしても、全部で何匹ほどふ化したのでしょうか。

稚魚が泳ぎだし、お父さんがもう少し落ち着いたら展示して皆さまにもご覧いただこうと思っていますので、もう少しお待ちください。

どうしても一足先にご覧になりたい方、本日6月14日の「飼育係ちょこっと体験」がチャンスです。バックヤードにもおいでいただけますので、ぜひご参加の上、イトヨのお父さんと子どもたちの、ほほえましい姿をご覧ください。



ラベル:トゲウオ類
posted by チトセアメ at 00:49| 北海道 ☔| Comment(0) | サケふるの生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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