この時期恒例、産卵期を迎えたウグイたちの姿が、観察窓に集まり始めました。
といっても例年よりも少々早い登場で、昨年は6月25日頃、一昨年は6月15日頃でしたので、さらに一週間ほど早いということになります。
今年、もう一ついつもと違うのは、写真のようなエゾウグイがウグイよりも先に結構集まっていることです。例年はウグイの産卵から始まってエゾウグイの産卵に移行していたのですが、順番が逆になっているようです。
まだ集まっているのは一つの窓だけで、数もあまり多くはありませんが、恐らく今週中には大群がやってきてくれるのではと、期待しています。
ライブカメラからもご覧いただけますので、興味ある方はぜひどうぞ。
ちなみに、今日は雨の影響もあってか、このところ毎日数匹しか見えていなかったサケ稚魚もかなり見えていました。
オレンジ色の矢印の先がサケ稚魚で、ちょっと大きいのがサクラマスの稚魚です。
体の大きさはかなり小さく、自然産卵のサケ稚魚でしょうか。
今月中旬過ぎくらいまでは、窓の右手前上方、水面近くを泳いでいることもありますので、川底近くのウグイだけに目を奪われず、サケの稚魚たちも探してみてください。
ラベル:コイ類