
4月25日に第1号が確認され、その後どんどん増えて今やどの窓にもウグイの姿が見られるほどになってきました。中には鼻先のとんがった、大きなエゾウグイの姿もあります。
早くも、まだ不完全ながら婚姻色の赤いラインが出たウグイも確認できました。
昨年は5月1日に最初のウグイが確認されて以来、1週間ほどまた姿が見えなくなって5月8日から本格的に見え始めているので、それに比べると2週間ほど早いと言うことになるのでしょうか。婚姻色が既に出始めていることからも、もしかすると産卵も早いかもしれません。
ウグイのような大きな魚が登場すると、さすがにサケ稚魚は逃げてしまい少なくなってしまいましたが、代わりに色々な種類の魚たちが増え始めました。
ハゼの仲間のシマウキゴリや
トゲウオの仲間のイトヨ、
また、2〜3月に連日登場して話題となったアメマスも、今は別の個体が居着いています。
魚ではありませんが、窓の目の前にはこんな生き物も。
川底の砂利の中からにょっきり姿を見せているのは、昔、千歳川で淡水真珠の養殖に使われたこともあるカワシンジュガイです。
千歳川の水温も10℃近くまで上昇し、また色々な生き物たちが姿を見せてくれることでしょう。
これからの季節の水中観察窓、本当に楽しみです。