サーモンパークへ向かって国道337を車で走っていると、駐車場の手前でこんな看板を目にします。
実は4月1日から、道の駅・サーモンパーク千歳は、リニューアル工事のため休業中なのです。賑わっていた売店もお休み。
トイレもご使用いただけません。
道路看板の「休館中」の言葉が紛らわしいですが、お休みなのは「道の駅」であって、「千歳サケのふるさと館」は、変わらず開館いたしておりますので、お間違いの無いようお願いします。
そんな道の駅で、本日小さな鳥の群れを見かけました。雪の上に落ちたナナカマドの実をつついているようです。
スズメかなと思いきや、頭のてっぺんというか前頭部というかが赤くなっています。どうやら「ベニヒワ」のようです。ベニヒワは夏に北アメリカ大陸北部などで繁殖しますが、日本には越冬のため、本州中部以北に飛来します。その数は年によって大きく変動するらしいのですが、今年はベニヒワが多い5年ぶりの「当たり年」だとか。
頭の赤がとてもかわいらしいですね。大きさもスズメより一回りほど小さく、エサを食べたり水を飲んだりしている様子は、見ていて飽きません。しかし、そのお楽しみを邪魔したのは。
ヒヨちゃん(ヒヨドリ)でした。彼らもナナカマドの実を狙っていたようで、名前の由来ともなった「ヒーヨ! ヒーヨ!」という甲高い鳴き声を上げながら飛び回り、せっかく集まっていたベニヒワを蹴散らしてしまいました。残念。
道の駅リニューアル後も、こうした鳥たちの営みが続く場所であって欲しいですね。
ラベル:野鳥