2014年03月28日

ホッキョクグマのお引っ越し

といっても、今月初めにニュースになった円山動物園さんのホッキョクグマ「ポロロ」と「マルル」のお話しではありません。サケふるのホッキョクグマさんのお話しです。

そんなのいたっけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、サケふるのホッキョクグマといえばこちら。

ホッキョクグマの剥製



千歳市に姉妹都市のアンカレッジ市から、友好の証として1992年7月に贈られた大迫力のホッキョクグマの剥製です。当初は新千歳空港の国際線ロビーにあったのですが、空港の改修に伴い2006年3月にサケふるにやってきました。


立った状態で高さおよそ2m60p。受付のKさんが並んでみてもこの通り。

ホッキョクグマの剥製とKさん



記念撮影のスポットとしても人気はありましたが、この度、諸々の事情によりお引っ越しすることになりました。これだけの巨大な剥製、どのようにして動かしたのか。閉館後の夜の作業を少しご紹介します。


まずは、作業をされる皆さんが段取りの確認です。

打ち合わせ中



作業しやすいよう、最初にケースごと前に引っ張り出します。底以外全面ガラス張りなので、重量は相当なものです。

移動する場所にシートを敷き

作業開始



ケースの下に板を噛ませて、コロとなる短い鉄筋を並べて移動させていきます。

コロで移動



後ろ側に作業するための十分なスペースが出来ました。

初期移動完了




次は背中側のガラスを外し、中に入って足下にある作り物の雪をきれいにかき集めます。

ガラス外し雪掃除きれいになった足下

そして、ついにガラスケースからホッキョクグマさんが解き放たれました。

引き出されたホッキョクグマ引き出されたホッキョクグマ


こうして直に見ると、やはり迫力が違います。

ホッキョクグマの剥製とKさん



ここまでくればもう一息。特製の担架にクマさんを横にして乗せます。

まずは横に向けてゆっくり倒します



そしてしっかりと固定し、梱包します。

横になったホッキョクグマ紐で固定し緩衝材を巻き付けます


剥製自体は意外に軽く、大人2〜3人で運べそうなくらいでしたが、慎重にサケふるの出口から運び出します。

ゆっくりと運びます最初の自動扉を抜けましたいよいよ外へ


トラックに積み込まれ、まずは引っ越し先にホッキョクグマさんだけ先に運んでいきます。

トラック積込み



さて、館内では引き続きケース運搬の準備が進みます。残ったガラスを全て外し、木枠の回りにシートを巻いていきます。

最後のガラスを外し木枠を倒して床面を梱包木枠の上面を梱包


最後はホッキョクグマを下ろして帰ってきたトラックに木枠を積み込み、作業完了です。

4人で運び出しトラックへ


この間、およそ2時間弱。さすが、プロのお仕事。丁寧且つ迅速でとても参考になりました。まだこの後、作業をされる皆さんは引っ越し先で設置作業をこなすのですから大変です。


ところで、ホッキョクグマさんのお引っ越し先はどこかといえば

市役所市民ロビー



千歳市役所の市民ロビー、螺旋階段を上った先の中2階です。ただでさえ大きなホッキョクグマが上から見下ろす姿は、見事に元に戻ってというより、以前にも増して迫力を感じました。

娘とホッキョクグマ



千歳市役所に行かれた際は、ぜひ会いに行ってあげてください。




posted by チトセアメ at 20:10| 北海道 ☔| Comment(0) | ちょっと裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。