こちらのカワアイサもその内の1種です。
手前の茶色頭がメス、奥の緑頭がオスです。カワアイサは潜水も得意で好物はお魚。
春先はサケの稚魚などもいますので、しっかりお魚を食べているようです。
この時期も良く水中観察室で潜水している姿を見かけますが、カワアイサの口に入りそうなサイズの魚はいません。
窓の前で一緒に泳いでいるのは大きなサケです。
この時期は観察窓の前で産卵するサケも多く、カワアイサはその産卵したサケの卵を食べています。
と、これまでお客様にも説明してきましたが、実際には砂利にクチバシを突っ込んでつついている様子などから判断しているだけで、なかなか卵を食べているところを目の当たりにするのは難しく、「証拠は?」といわれるとちょっと弱いところがありました。
この度、その決定的な証拠写真が入手できました。それがこちら。

口元をご覧ください。卵が入っているのが良く分かります。
顔の部分を拡大してみると、更に良く分かります。

まさに決定的な瞬間です。が、実はこの写真はサケふるスタッフが撮影したものではありません。
いつも足繁く当館に通ってサーモンパークやサケふるの生き物を中心に撮影してくださっているchironsan の写真をご厚意でいただいたものなのです。
しかし、スタッフでも撮影できていないこんなシーンを撮影してしまうなんて脱帽です。
貴重な写真を本当にありがとうございました。
ちなみに、chironsanの写真は写真素材のHP“PIXTA”で色々ご覧いただけますので、興味のある方はどうぞ。
ラベル:野鳥