ちょうど1週間前の12月7日朝、
開館時から大水槽で泳いでいたシロチョウザメのハクちゃん(22歳)が、
水槽の底で仰向けに横たわり死んでいました。
前日も大水槽で普通に泳ぎ、餌を食べている姿を見ていた私は、
全く突然の出来事に信じられない思いでした。
水槽からの引き上げは、
5月の採卵の時は逃げ回って大変だったのに、
あっという間に終わってしまいました。
出張中のチトセアメさんに連絡したら、
空メールを送ってしまうほど動揺したそうです。
体重などの測定後、魚拓をとることにしました。
昨年サケふるで魚拓展をやった際のイベントで、
会の方に指導されながら初めて魚拓をとりましたが、
今回はその時と大きさが全然違います。
紙は習字をやってらっしゃるボランティアの方にいただき、
ネットで方法などを調べ、素人5名がかりでトライしました。

その後解剖したら、
体調が悪かったのか腹水がたまっていました。
ただ、北大の足立先生とも話をしたのですが、
直接の死因は分かりませんでした。
お腹には数年後に成熟予定の卵がぎっしりとあり、
再びハクちゃんの赤ちゃんを見たかったなぁ…
本当に残念です。
17年間、サケふるとともに歩んできたハクちゃん。
さようなら、そしてありがとう。
先月来た時にも元気に泳いでいたのを見ていたので、この訃報はとてもショックです。
ハクちゃん、どうか安らかに眠ってください。
コメントありがとうございます。
ハクちゃんがいなくなり、何となく大水槽が物足りないです。餌やり解説時、特に寂しさを感じる今日この頃です。