2014年06月12日

通勤途中のお楽しみH − 恋の季節

今回も3連発です。ラストは子孫繁栄の営みなど。
まずは、見かけた昆虫類の交尾から。

こちらはガガンボの仲間です。お尻だけくっつけてお互いそっぽを向いています。
どちらがオスだかメスだかは、勉強不足でわかりませんでした。

ガガンボの仲間の交尾



前の記事にも登場したモイワサナエも、早速交尾していました。

モイワサナエの交尾


前がオスで後ろがメスです。オスの副生殖器から、精子を受け取って受精します。

交尾シーンではないですが、ちょっと面白いものも見つけました。

オトシブミ


葉っぱを丸めて上手に作ったオトシブミのゆりかごです。この形から「落とし文(ふみ)」。
成虫はこんな姿をしています。

ヒゲナガオトシブミ?の成虫


ゆりかごのサイズに比べても、結構小さい昆虫です。種類によって、ゆりかごの形も色々あるようで、この種類が先のゆりかごを作ったかどうかは分かりませんでした。


虫の次は、またまた鳥さんです。このシリーズの第一回でお伝えしたイワツバメの巣は、こんな感じになっていました。

イワツバメの巣



親鳥が何やら巣の入口でもそもそと動き回っています。ちょっとこちらを警戒している風でもあります。あまり長居すると可哀想かなと思ったその時

イワツバメの巣


ん? 何やら黄色いものが見えました。拡大して見ると・・・

口を開けるイワツバメのヒナ



お腹が空いて我慢できなくなったのか、ヒナの大きく開けた黄色いクチバシが見えました。
どうやら子育ても順調なようです。

子育てといえば、こんなペアも見つけました。

マガモのペア


マガモのペアです。手前がオスで奥がメス。メスのいる場所、どうやら巣ができているようです。
ズームにして寄ってみると

卵を抱くマガモのメス


お腹の下からチラッと覗く、卵らしき白い物体。どうやらこちらも営巣中のようです。
もう少ししたら、かわいいヒナを連れて泳ぐ母ガモの姿を見られるかもしれません。


さて、最後はちょっと変わった交尾シーンです。

サッポロマイマイ


こちらは雨男のチトセアメのお友達、カタツムリの仲間「サッポロマイマイ」です。
今回、カタツムリの交尾を初めてナマで目撃しました。それがこちらです。

交尾中のサッポロマイマイ



これでは良く分からないでしょうか。ではもう少し拡大してみます。

サッポロマイマイ交尾


2匹のサッポロマイマイをつなぐ、2本の紐のようなものが分かるでしょうか。
カタツムリの仲間は雌雄同体なので、交尾の際はお互いが同時にオス・メス両方の役割を担います。この紐状のものはお互いの生殖器で、だから2本あるんですね。それぞれに相手の生殖孔に差し込んで、交尾となるらしいです。動画でご紹介とも考えましたが、しばらく見ていてもほとんど動きが無く、あまり意味のないことに気づきました。カタツムリは交尾もやっぱりゆっくりなんです。


梅雨のない北海道ですが、ここしばらく雨模様が続くようです。
カタツムリさんの交尾シーンにまた出くわさないかと思うと、雨もなかなか楽しいです。



posted by チトセアメ at 06:00| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通勤途中のお楽しみG − いただきます!

虫がいっぱい出てくると、それらをエサとする生き物の動きもまた活発になってきます。
通勤途中でよく見かけるのは、クモに捕まった虫たちの姿です。


網にかかったコメツキムシの仲間


巣を張って待ち構えていたのは、オニグモの仲間でしょうか?
かなり大きなコメツキムシの仲間も、見事に捕らえられ、せっせと糸を巻かれていました。

クモといえば“巣”のイメージが強いですが、徘徊生のクモたちは獲物に飛びかかって捕らえるものもいます。小さなハエトリグモの仲間が、自分より少し大きめのガガンボを捕らえていました。

ガガンボを捕らえるハエトリグモ



こちらは大きなハエトリグモの仲間が、小さなハムシの仲間を捕らえたようです。
口の間から、獲物のお尻がチラッと見えていました。

ハエトリグモの仲間



こちらはハナグモでしょうか。
やはりかなり大きめの、ハエ類らしき獲物を捕らえていました。

ハナグモ




もちろん、クモだけではなく虫をエサにするこちらの生き物にも注目です。

ハサミムシを捕らえたニュウナイスズメ


このブログに登場頻度がやたらと高い、野鳥たちです。
上の写真は、ニュウナイスズメのメスがハサミムシの仲間と思われる虫を捕らえたところです。

こちらでくわえているのは、クモでしょうか。

クモを補食したニュウナイスズメ


クモも捕食者でばかりはいられないのですね。やはりなかなか厳しい世界です。

蛾や蝶の幼虫である、イモムシ・ケムシもいっぱい出てきていますが、これらも鳥の大好物です。ハシブトガラ?が、太ったアオムシを捕まえていました。

アオムシを捕らえたハシブトガラ?



こちらはちょっと欲張りすぎのアオジです。

アオジ


顔の部分をアップにしてみると・・・

シャクトリムシいっぱいくわえたアオジ


うおっ! いったい何匹のシャクトリムシをくわえているのやら。
それにしても、クチバシだけなのに器用なものです。巣のヒナに運んでやるのでしょうか。
さすがにこれ全部自分で食べるのでは、サケふる事務所の食いしん坊さんと一緒・・・・・

と、今回少々きついシーンが続いたような気もしますので、最後にお口直しになるかどうか。
同じ“食べる”でも、チョウが蜜を吸うところなど。

ツツジとカラスアゲハ


コンロンソウとモンキチョウ?



これからの季節、意外に身近なところでも、生き残りをかけた“食うか食われるか”のシーンが繰り広げられていると思います。ちょっと興味を持って覗いてみると、意外な発見があったりするかもしれませんね。


posted by チトセアメ at 01:42| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。