ほとんどの卵は既にふ化しましたが、冷たい水の中、まだバックヤードでふ化の時を待っている卵があります。
砂の上にある、小さな白い粒が卵です。よく見ると、卵の中に2つの光った部分がありますが、これが目です。実際の卵の大きさは、直径1oほどしかありません。少し拡大してみましょう。

この卵、実はシシャモの卵です。
昨年11月に産卵したものですが、ようやく眼ができて、卵の中で時々ぴくぴくと動くようになりました。

予定では、今月下旬にはふ化するはずです。
順調に育つようでしたら、メンテナンス休館後の3月1日の春季オープンに展示も考えていますので、お楽しみに。
ラベル:キュウリウオ類