ふるさと館ではほぼ毎日、ここで観察された生物の記録を残しています。その記録を集計し「その日に1匹でも観察できたら1日」として、毎年観察日数の多い順に魚のランキングを行っています。
既に公式ホームページには掲載しておりましたが、遅ればせながら“サケぶろ”でも、波乱のあった昨年のランキングを発表します!
では、まずは10位と9位。
10位はウキゴリ(左)、9位はシマウキゴリです。
よく似たハゼの仲間が並びました。どちらも8月を中心に出現し、観察日数は16日と19日で、これも近い数字です。
8位はこちら。
フクドジョウです。本来は北海道にしかいないドジョウで、ヒゲは3対6本です。
流れの速い場所にいて、頭部も扁平です。観察窓には7月、8月によく現れ、特に夜によく見つかります。
続いて7位と6位は

ブラウントラウトとアメマスです。
この写真は昨日撮影したものですが、2種が並んで泳いでいます。ブラウントラウトの出現は68日、アメマスは70日でどちらも水温が低い11月〜4月にかけてよく見られます。
こちらも昨日登場したアメマスですが、とてもきれいなイワナの仲間です。
渓流を代表するようなこうした魚が普通に町なかで見られるのがすごいですね。
5〜1位は改めてご紹介します。
どんな魚が出てくるか、1位は誰か、お楽しみに。
瑨