2014年01月22日

冬の千歳川散策その3・ワシ三昧

さて、先ほどのブログの続きで、千歳川散策第三段は鳥見というより、ワシ見を満喫してきましたので、そのご報告です。

支笏湖道路沿いのこの辺りは、ワシたちが羽を休める定宿のようです。

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オレンジの丸の中、小さな黒い点がオジロワシです。

また、第二ウサクマイ橋周辺にもよく見られます。

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丸の中を拡大して見ると、こんな姿が確認できます。

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今日は本当にワシによく出会える日で、2羽並んでとまっているなんてところにも、あちこちで出くわしました。

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おっと、調子に乗ってあっちこっちと撮影していたら、3枚目の写真はトビでした。

ワシ同士ってこんな風に近づいても気にせず並んでいるなんて、結構仲良しなのかなと思いきや、オジロワシの成鳥がとまっている枝の近くに若鳥が飛んできたところ、いきなり飛びかかって追っ払うという様子も見られました。

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ぶつかり合った瞬間、「バシッ」とかなり大きな音がしましたがその一撃で勝負あり。
若鳥はすごすごと飛び去っていきました。

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ワシ同士だけではなく、ちょっと面白い別のバトルも見られました。

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悠々と枝にとまる1羽のオジロワシ。そこにハシブトガラスがいちゃもんをつけに現れました。

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何が気に入らないのか、喉をふくらまし鳴きながらオジロワシを威嚇しています。
集団で攻撃されると、さすがのオジロワシもカラスにタジタジというところは何回か見たことありますが、タイマン勝負は初めて見ました。
体格差がこれだけあるのに、勇気ある大したカラスです。

しばらく鳴いたり頭を振ったりしていたカラス。迷惑そうな顔?をしながらも一向に動じないオジロワシに、ついにイライラが頂点に達したのでしょうか。キレたカラスが次にとった驚くべき行動は

とうっ!

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何と捨て身の体当たりでした。これには私も驚きましたが、オジロワシがビクともしないことに、さらに驚きました。格の違いとでもいうのでしょうか。
その後カラスは逆側の枝にとまり、しばらくオジロワシに向かって鳴き続けていましたが、ワシの方はそっぽを向いたまま。

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ついにカラスは、あきらめて飛び去ってしまいました。
それにしてもこのカラス、何が気に入らなかったのでしょう。お気に入りの止まり木を取られでもしたのでしょうか。このあたりは謎のままです。


なかなか面白いものが見られた帰り道、まだ若い鳥ですが念願のオオワシにも出会うことが出来ました。


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出会えたワシたちは、延べ12羽。もうお腹いっぱい、ってくらいワシを満喫しました。



さて、さらにオマケでこの1羽。

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アオサギです。千歳川のウサクマイ橋付近にいました。
苫小牧などでは越冬する個体もいると聞いていましたが、本来、北海道では夏鳥のはずです。
千歳で真冬に姿を見かけたのは初めてでしたが、どうやら最近は越冬するものも出始めたようで、千歳でも時々見られるらしいです。


なんだか鳥メインのフィールドブログになりつつあるサケぶろ。
次はちゃんと展示の話題をアップ・・・・・ すると思います。




ラベル:野鳥
posted by チトセアメ at 23:59| 北海道 ☔| Comment(1) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬の千歳川散策その2・ホッチャレ騒動

フロストフラワーを探し歩いたあとは、千歳川散策第二段、上流へ鳥見に行ってきました。
いつも通りワシたちもいっぱいでしたが、その件は第三段でアップします。

上流の河畔を歩くと鳥だけではなく、シカの糞や

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青空に映える街路樹のプラタナスの実なども目を惹きましたが、

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鳥見に行ったはずなのに、やはり目に付いたのは、“ホッチャレ”とも呼ばれる産卵を終えたサケの死骸でした。以前「冬のサケ」でご紹介した産卵遡上していたサケたちが力尽き、あちこちに横たわっているのです。

倒木の周辺や流れの緩い淀みなどでは、多いところで10匹近く固まっているところもありました。もちろん、まだ泳いでいるサケもいます。

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これらたくさんのサケの死骸は、冬を生き抜く生き物たちにとって、貴重な食料になります。

上流域には、カラスもいっぱいいました。もちろんカラスたちも、この恩恵を受けています。


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河畔の雪の上、カラスがいる場所をよく見るとサケの死骸があるのが分かるでしょうか。
少し拡大してみましょう。

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サケのお腹に穴が開いているようで、そこを一生懸命つついてハシブトガラスが内蔵を食べていました。サケの上に見える雪が赤くなっているところは、ナナカマドの赤い実を食べ散らかしたのか、それとも何かの血でしょうか。

それにしてもこのサケの死骸、川から結構離れた場所にあります。カラスには大きすぎるように思いますし、一体どうやってここまで運ばれたのでしょう?

すぐ近くで別のカラスたちが食べていたサケの死骸を見ていたときに、何となく答えが想像できました。


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4〜5羽のカラスが集まって皆でサケをつついていたとき、突然騒ぎ出したかと思うと、一斉にサケから離れたのです。よーく見ると、崖の上から1匹のキタキツネが下りてきていました。


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騒ぎながら頭の上を飛び交い牽制するカラスに対し、キツネは時々首を少しすくめるような姿勢をとるものの、さほど気にする様子もなく確実にサケに近づいていきます。そして・・・・・

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ついに、落ちていたサケの一部と思われる部分をくわえ、カラスたちから走って遠ざかっていきました。

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なるほど、キツネならサケをくわえて川から引き上げることも、どうにかできそうです。

実際、少し離れた場所では、別のキタキツネが川岸にあったサケの死骸を引き上げ、持ち去って行く姿も見えました(ピンぼけですみません・・・)。

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本音を言えば、ここにワシたちが混ざってくれればいうことは無かったのですが、残念ながらワシ類がサケの死骸を食べるところは、確認することが出来ませんでした。

フロストフラワー同様、ワシの採餌観察もこの冬の課題として、もうしばらく通ってぜひ立ち会ってみたいと思います。


posted by チトセアメ at 21:27| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬の千歳川散策その1・フロストフラワー

お休みを利用してフィールドワークに勤しんできましたので、千歳川散策の話題3連発でいってみたいと思います。その第一段。

先日の大寒の新聞記事に「フロストフラワー」という言葉を見つけました。
恥ずかしながら北海道にウン十年いながら、初めて聞いたこの言葉。「ダイヤモンドダスト」や「サンピラー」などと同様、北海道の厳寒期の現象の1つのようです。
フロストフラワーとは「川面の水蒸気が急激に冷やされて、氷上で花びらのような形に凍り付いたもの」だそうで、かわいくきれいな氷の花が一面に咲いたような景色が写っていました。

大寒の日の映像ではありませんが、こちらのリンクに画像がありましたのでご覧ください。

厳寒の雪像作り」でも写真をアップしましたが、このところ氷点下20℃近くまで冷え込む千歳では、毎朝川面から立ち上る「気嵐(けあらし)」とも呼ばれる蒸気霧が見られます。

とすれば、千歳川でもどこかで「フロストフラワー」が見られるのではと思い立ち、朝から川沿いを散策してみました。

珍しく天気は快晴。朝日にきらめく冬の川面はとても美しく幻想的でした。

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でも少し出発が遅く気温が上がり始めていたせいか、あまり気嵐が見られません。
木々に付いた水蒸気が結晶化して白く輝いている様子はあちこちで見られるのですが、

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水面が結氷することがない千歳川では、肝心のフロストフラワーらしき様子はなかなか見つけられません。

さらにしばらく歩くうち、川の流れが急になり気嵐が濃くなっている場所を見つけました。

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ここならと思い、付近を探してみるとありました。

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氷の上ではなく雪の上でしたが、ただ積もった雪の表面とは、ちょっと異なる様子を見つけました。新聞の写真で見たほどには「花」っぽく無いですが、まだフロストフラワーのつぼみ?
もっと冷え込んでさらに成長すると、美しい花を開いていくのでしょうか。

こうした雰囲気の場所は、1カ所見つけると次々と見つかりました。

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美しくはあるのですが、でも「フラワー」と呼ぶには少し足りない感じでしょうか。
気がつけば散策時間は2時間半に及び、だいぶ日も高くなり気温も上がってしまったので、今回はこれで終了。スマホの記録によれば、帰宅したときの歩行距離は10kmを超えていました。

大寒は過ぎても、実際は寒さの本番はこれから。
美しく千歳川に咲く「フロストフラワー」を、何とか見つけてみたいと思います。


posted by チトセアメ at 20:14| 北海道 ☔| Comment(0) | フィールドのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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