今年も9月17日から展示しているエントランスのオスのベニザケ3匹。
既に展示して3ヶ月になろうとしているのに、今年は未だほとんど色あせず真っ赤な体色を保っています。
ベニザケも産卵前はエサをとらなくなるので、この展示魚も3ヶ月以上にわたりエサを食べていないのに、未だに元気とは、本当に驚きです。
1998年以来、ほぼ毎年のように展示をしてきたベニザケですが、これまで最も長く水槽内で生存したのは、2月28日まで、162日間という記録があります。
その時でも、さすがに12月になるとだいぶ疲れた感じになっていたので、今回の個体はもしかするとその時の記録を上回るかもしれません。
ちょっと気になるのは、オス同士なのにも関わらず、最近盛んに体を震わせて産卵を促す行動をするようになってきたことです。
もう既にメスはおらず、子孫を残せないのはちょっとかわいそうな気がしますが、今後の状況を見守っていきたいと思います。
ラベル:ベニザケ