海水魚を集めるのはちょっと不得手で、このところ魚も少なく寂しい状況が続いていました。
しかし、ようやく昨日にぎわいが戻ってきました。
新たに加わったのは次の3種類。
まずは、カレイの仲間のクロガシラガレイです。
これで以前から居るヒラメと合わせ、左ヒラメの右カレイといった目の位置の違いなども解説しやすくなりました。
そして、迫力のカジカが2種類。
こちらは、ギスカジカ。
頭でっかちで口も大きく、この写真では分かりませんが、お腹にある大きめの網目模様が特徴的です。
もう1種類はこちらのケムシカジカです。
名前どおり、毛虫の毛を思わせる「皮弁」がいっぱいで、パッと身はグロテスクですが、よーく見ると背ビレもピンと立って、結構かっこいいです。
見た目の悪い魚ほど・・・のご多分に漏れず、この子も美味しいらしいです。
今回、初めてケムシカジカの子ども(幼魚)も入りました。
15cmほどで、すでにちょっとケムシケムシしていますが、体色も黄色っぽくてなかなかキュートです。
大きな魚たちの中に混じっているのでいつも隠れがちで見つけるのが大変ですが、ぜひじっくりと、このかわいらしい?姿を探してみてください。
また、エゾメバル(ガヤ)も10匹ほど加わり、日本海水槽はこんな感じになりました。
今回、こうした貴重な魚をご提供くださったのは、おたる水族館さんです。
現在は休館中ですが、12月10日からの冬季営業前のとてもお忙しいときに、快くお分けくださいました。
本当にありがとうございました。
おたる水族館の冬季営業は、通常期とはちょっと異なる工夫が凝らされていて、とってもお勧めです。
夏とは違った水族館の魅力が発見できると思います。
小樽のイルミネーションなどとも併せて、ぜひお楽しみください。
あっ、もちろんサケふるにも足を運んでくださいね。
ご来館をお待ちしております。