先日、世界文化遺産に登録された富士山がよく見える町です。
今回は天候にも恵まれ、毎日富士山三昧。この写真も、実家のすぐ近くで撮影しました。
清水町には、日本一短い一級河川「柿田川」があります。
四万十川、長良川とともに日本三大清流と称され、千歳の内別川同様、日本の名水100選にも選定されています。
実はちょうどタイミング良く、帰省した日にアユの産卵が柿田川で見られるとの新聞記事があり、せっかくなので観察に行ってきました。実家からは徒歩で10分弱。
国道1号線の脇から豊富な冨士の湧水により、突然川が出現します。
こちらは第2展望台から見える大きな「わき間」です。
あちこちからわき出るこうした富士山からの湧き水は、1日に100万トンにもなるとのことです。
カワセミやヤマセミもいます。
このカワセミは柿田川撮影ではないですが、今回の帰省で結構きれいに撮れたのでちょっとお披露目です。
さて、肝心のアユの産卵ですが、割とあっけなく目にすることが出来ました。
サビが出て黒ずんだアユが群れ、時折激しく水しぶきを上げながら産卵を繰り返していました。
解説をしてくださった通りがかりの男性に寄れば、柿田川でのこうしたアユの産卵は2年ぶりだそうで、型が小さいのは琵琶湖のコアユだかららしいです。
せっかくなので動画でもどうぞ。
北海道ではなかなかお目にかかれない貴重なシーンも堪能し、ラッキーな帰省になりました。
最後にもう一枚、朝焼けにうっすら朱に染まる富士山と新幹線です。
ラベル:キュウリウオ類