間もなく6月。梅雨のイメージでカタツムリの水槽です。北海道には梅雨がないといわれていますが、最近は“蝦夷梅雨”なんて言葉も聞こえてきますので、細かいことは気にしないこととしましょう。あくまでイメージということで。サケふるとしては、陸生貝類の展示は初の試みとなります。
ここでは、日本では北海道にしか生息していない、しかも北海道にゆかりのある名前を持ったカタツムリをご覧いただけます。といっても、北海道でしたら普通に見られる種類ばかりですが・・・。
こちらはエゾマイマイです。今は小さな個体を1匹しか展示していませんが、大きなものでは殻が4cmほどにもなります。この個体は殻にスジがありませんが、中には殻に縞が付いているものもいます。
こちらはサッポロマイマイです。千歳ではその辺で普通に見かけますが、一応、環境相のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。殻に縞のあるもの(上)と無いもの(下)がいますが、同種です。カタツムリは移動能力の低い生物なので、地域ごとに色々と変異などがあるのかもしれません。
この水槽、思いの外人気が高く、のそのそ動くカタツムリを子どもたちが食い入るように見ています。中には「でんでんむしむし・・・

この水槽のレイアウトの中には、タッチャン考案の“綱渡り”もあり、時々カタツムリが渡っています。いずれ「カタツムリ大サーカス?」に発展させたいのだとか。
これからもしかすると進化するかもしれないカタツムリ水槽。
ぜひご注目ください。
ラベル:軟体類