ではありません。
本当はご覧の通り、キュウリの後ろに“魚”が付いて“子持ちキュウリウオ”でした。
ということで、子持ちシシャモと一緒で、卵をいっぱい持ったメスのキュウリウオを
干したものです。
シシャモもキュウリウオも、どちらもキュウリウオ科の魚です。
焼いてみるとこの通り、よく似ています。
でも、顔を見ると明らかに違います。
こんなに鋭い歯で、口の大きなシシャモはいないですね。
キュウリウオは野菜のキュウリと同じ少々強めの青臭い香りがしますが、この干した
キュウリウオは、臭いはほとんどありません。
頭からかぶりついても大丈夫。皮が固いのが少し気になりましたが、卵はシシャモ以上
にたっぷり入っていて、魚卵好きの方にはこたえられないかもしれません。
しかもお値段は10匹入って400円ほどと、シシャモよりリーズナブルです。
このキュウリウオ、シシャモで有名な鵡川産でした。
北海道にしかいない魚なので、本州での入手は困難かもしれませんが、見かけたらぜひ
一度お試しください。