サケふるの事務所でよく聞かれる“PinkBoASTAR”さんのつぶやきではありません。
館内の生き物たちには、しょっちゅうお腹を空かしている食欲旺盛なのがたくさんいます。
ピースサインの女の子の、ギョ(魚)ッとした視線の先には、口をまーるく開けて今にも襲いかからんばかりの、お腹を空かしたコイたちの姿。といっても、もちろん本当に人を襲おうとしている訳ではないですね。コイたちのお目当てはこちら。
そう、人気の“エサガチャ”です。渓流水槽では、1カプセル100円のエサガチャで、来館された皆さんの手でエサをやっていただくことができます。そのため人が近づくと「エサくれ〜っ」と、とりあえず寄ってくるんです。お客様が少なく、あまりエサがあたらない日などはご覧の通り。
端から見ると、ちょっとすごい光景になっています。ちなみに、エサガチャの数には制限がありますので、品切れの際にはご容赦を。
続いて、最近お腹が空いたときに、なかなかの個性を見せてくれるのがこちらの魚です。
先日仲間入りしたばかりの“オオウナギ”です。でも、何だか少し姿が変ですね。角度を変えてみるとこんな感じです。
おっと、大丈夫か!? 実はこのオオウナギ、お腹が空いてくるとゴロンっと横になったり、お腹を上に向けたりして、やる気のないポーズをとるのです。
最初見たときは、調子を崩したのかと驚きましたが、エサも食べるし食べるとすぐに元に戻ります。その日にやるエサが多いと次に横になるのは3〜5日後くらいなのですが、エサが少ないと翌々日には横になります。こんな風に色々と付き合っていくうちに、どうやらこれが“お腹すいたポーズ”らしいということが分かってきました。
オオウナギのエサには、魚をやっています。指宿では活魚を食べていたとのことでしたので、今の展示水槽にも生きたウグイをエサのつもりで入れてみたのですが一向に食べず、結局死んだ魚をマジックハンドで口元まで持って行って食べさせてやっています。『なんたる過保護!』という声も聞こえてきそうですが、大事なウナギ様なので、仕方なしです。
でも、ただやるのでは迫力に欠けるので、こんなことをしてみました。
オオウナギの口が、エサの魚に向かって水面から出ているのが分かるでしょうか。そう、このオオウナギの故郷、池田湖の“イッシー”を彷彿とさせる、水面から顔を出しての給餌を練習中なのです。
今では何とか、このくらいまではいけるようになりました。
“イッシー”というより“スネークマンショー”?。でも、ご覧になったお客様からは、歓声も上がりますし、一部お子様からは「こわい」の声も。それなりの迫力はあるようです。
いずれは水面からさらに上、水槽からも顔を出してエサを食べるようになったらすごいなと、勝手に目論んでいます。
ちなみにオオウナギのエサは不定期ですが、土・日を中心に15時30分からやることが多いので、気になる方はぜひ見にいらして下さい。それと、間もなくオオウナギさんの名前も発表になると思うので、そちらも楽しみにお待ちください。
posted by チトセアメ at 23:59| 北海道 ☔|
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